人類の飽くなき探求心、この広い宇宙に未だ地球人以外の生命体に出会えていないことが、常識的には考えられませんよね。
エウロパ・クリッパーによって、私たちの住む太陽系から地球外文明が見つかるかもしれません。


米国時間で2024年10月14日、イーロンマスク氏のスペースXがNASAの木星衛星探査機「エウロパ・クリッパー(Europa Clipper)」を打ち上げました。

(出典/スペースX) ファルコン・ヘビーに乗って打ち上げられるエウロパ・クリッパー


エウロパ・クリッパーは、木星の衛星であるエウロパの謎を解き明かすため、宇宙へと飛び立ちました。エウロパは、表面が氷で覆われているようでが、その厚い氷の下には液体の海が広がっていると考えられています。ここに生命体が!?

この海には、地球の深海熱源のように、生命が誕生し育つためのエネルギー源があるのではないかと考えられています。考えるだけでワクワクしますね。

(出典:NASA/JPL―Caltech)探査機「エウロパ・クリッパー」のイメージ



エウロパ・クリッパーは、この氷の下の海を詳しく調べるために、様々な観測機器を搭載しています。レーダーを使って氷の厚さを測ったり、カメラで表面の様子を撮影したり、分光計で海の成分を分析したりできるようです。

 これらのデータから、エウロパがどれだけ生命が生存できる条件を備えているのかを明らかにするとのこと。生命体の発見を目的としているのではないのですね~

公開されている情報だと、エウロパ・クリッパーは着陸せずに、地面に近づいて空中で探索(フライバイ(fly-by))を行うみたいです。

(出典:NASA)エウロパの地表断面の想定図

もしエウロパで生命が見つかれば、太陽系だけでなく、宇宙全体に生命が存在する可能性が高まります。エウロパ・クリッパーの探査は、私たち地球人が宇宙で唯一無二の存在ではないという、長年の疑問に答えてくれるかもしれません。

ただし、エウロパクリッパーがエウロパに近づくのは、2031年以降とのこと、、長いな~
NASAからの報告が待ち遠しい。




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