企業による農業参入が増えているようです。
農林水産省によると、法人経営は2022年時点で3万2200社と5年で3割増え、国内生産の農作物販売額は全体の4割に達した模様です。
なお、法人経営の3割が、年間(売上)5,000万円以上を稼いでいるとのこと。
日本の農業は、主要国で突出して高齢者の比率が高いですが、農業法人は、若い世代を取り込む受け皿になりつつあるようです。
2021年には、49歳以下の新規就農者の5割を企業などが雇用しているようですが、下記グラフの通り、国際競争力は、まだまだです。
日本の農業従事者は、いまだ65歳以上が70%を占めており、高齢化が進んでおります。
参考)米国=34%、ドイツ=9%
企業参入で活性化しつつも、国全体では高齢化による廃業や最新機器導入の遅れで生産性は高まっていないようです。
日本政策金融公庫の調査では、農業参入から5年以内に黒字化できた企業は、4割未満、これを多いとみるか少ないとみるか。。。
企業が生産する農作物は、コメは25%と個人農家(49%)と比較すると比率が低く、利益率の高い野菜などが多いようです。
また、スーパーなどの小売店やネットを通じて販売する比率(直接販売)が26%と個人農家の9%を大きく上回っているようです。
日本の農業全体で黒字農家を増やすために、ドローンやセンサー、AI・ロボットなど、IT活用による農業のスマート化を、国が主導して支援することが急務といえます。
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