令和2年7月10日、文科省とNASAは、米国の主導する月探査計画を共に進めていくことに合意したようです。

米国は、2024年に再び月へ人類を送り込む「アルテミス計画」を立ち上げ、月を足掛かりにして、火星への進出も目指すようです。夢が広がりますね!!

                         出典:ブルーオリジン社




日本が月周回基地への物資輸送などを引受ける見返りに、日本人宇宙飛行士の史上初の月面着陸に向けた具体的な計画を始めるとのことです。(日本が負担する費用が大きな焦点になりそうですね。。)




現時点での日本の宇宙飛行士は、下記に掲げる7名です。

若田光一さん(1963年生)、野口聡一さん (1965年生)、古川聡さん (1964年生)、星出彰彦さん (1968年生)、油井亀美也さん (1970年生)、大西卓哉さん (1975年生)、金井宣茂さん (1976年生)       JAXAのHPより

https://iss.jaxa.jp/astro/index.html

これまでに宇宙に行った人の数(2019年4月18日現在)
            国名男性女性合計
アメリカ29649345
ロシア(旧ソ連)1184122
日本10212

※JAXA公開情報より




1960年のアポロ計画との大きな違いは、月の周回軌道に基地局(ゲートウエー)を建設することです。

この基地局があることにより、月面での持続的な活動が可能になります。

(これまで)地球→月→地球・・・・・月面着陸は高度な技術が必要、行ったり来たりするのは非効率的、お金も時間もかかる

           ↓

(今後)地球→ゲートウエー→月→ゲートウエー→月→ゲートウエー→地球・・・・いちいち地球に戻らなくていいので、効率的である。基地局建設に大きなコストがかかるが、地球外惑星の研究は進み、長い目で見れば、人類の発展に大きく寄与する。


基地局「ゲートウエー」(右)と新型無人補給機(イメージ図)=JAXA提供



月の奥深くに存在しているとされる氷の探索も前進しそうですね。





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